2009年10月08日

●「AI」値を改善する7つの実施事項

 「AI」値が高くなるということは、血管の老化が進んで、悪玉血圧
の値が高くなっていることを示しています。この「AI」値が改善する
と、「若返り血管」がつくられていることを示しています。
 「AI」値を改善すること――すなわち、若返り血管をつくるには、
次の7つのことを心がける必要があります。
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         1.肥満を避けスリムになろう
         2.塩分を取り過ぎないように
         3.食事のリズムは規則正しく
         4.十分睡眠をとるようにする
         5.毎日運動する習慣をつける
         6.ストレスは発散させること
         7.禁煙――タバコはやめよう
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●高血糖をそのままにしておくとどうなるか

 糖尿病とはどういう病気でしょうか。
 ごく簡単にいうと、糖尿病とは食べ物から得た糖分が利用されずに余
ってしまい、血液中にあふれ出す病気です。いったい何が原因でそうい
う状態になるのでしょうか。
 食べ物から摂取した糖分を分解してエネルギーに変換するのは膵臓に
分泌されるインスリンというホルモンです。このインスリンの量が少な
かったり、量は足りてもインスリンの効きがよくないときは糖分が余っ
てしまい、その糖分が血液中にあふれ出してくるのです。
 この余った糖分――ブドウ糖がどのくらい血液の中にあふれているか
を示す値が「血糖値」です。血糖値の正常範囲は、空腹時の採血検査で
110mg/dl未満とされています。
 血液の中のブドウ糖が多くなった状態を「高血糖」というのですが、
高血糖のまま放っておくとどうなるのでしょうか。
 高血糖の状態が続くと、血管が傷められて、血管の老化が進行するの
です。とくに細い血管ほど傷められる度合いが高いのです。その結果、
血管が詰まったり、破れたりする危険性があります。
 高沢謙二先生は、高血糖の状態を次のようにわかりやすく説明してい
るのでご紹介しておきます。
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 高血糖の状態をイメージしてみますと、血管の中を砂糖が溶け込んだ
 状態のベトベトの血液が流れていることにたとえられるでしょう。赤
 血球も硬く変化して細い血管を通り抜けることができなくなってきま
 す。赤血球には変形能という特技があり、毛細血管の中を通り抜ける
 ことができるのは変形能のおかげなのですが、その能力が衰えるので
 酸素が体のすみずみの細胞まで届きにくくなります。
      ――高沢謙二著、『「若返り血管」をつくる生き方』より
                   講談社+α新書258−2B
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●血液の中の4つの脂質

 血液の中には、次の4種類の脂質があります。
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         1.コレステロール
         2.中性脂肪/トリグリセライド
         3.リン脂質
         4.遊離脂肪酸
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 この4つの脂質の中で、コレステロールと中性脂肪は「水と油」とい
う言葉があるように、水分が90%の血液の中にはそのままのかたちで
は存在することができないのです。
 そこで、コレステロールや中性脂肪をタンパク質と水と相性の良いリ
ン脂質や遊離脂肪酸が取り囲み、饅頭のようなものを作り出します。ち
ょうど、饅頭のアンコの部分がコレステロールや中性脂肪ということに
なります。
 アンコの部分が大きくなると饅頭は大きくなって比重は低くなり、ア
ンコの部分が小さくなると、饅頭は小さくなり、比重は高くなります。
この饅頭に付けられた名前が「リポたんぱく」なのです。
 「リポたんぱく」には、次の2つの種類があります。
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      1.低比重リポたんぱく ・・・ LDL
      2.高比重リポたんぱく ・・・ HDL
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LDLとHDLについては次回にお話しします。―[血管の話/07]
posted by キーヘルス at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 血管の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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