2008年07月17日

「除菌治療にラクトフェリン併用でピロリ菌完全除菌」

●ピロリ菌の除菌に役立つ食品と飲料

 「朝食をとらないと脳はエンストを起こす」――このタイトルを覚えておられるでしょうか。なぜこのタイトルを取り上げたのかというと、朝食を抜くと、胃潰瘍になるリスクが高くなることについてお知らせしたいからです。
 かつては、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に関しては、厳しい食事療法が課せられていたのですが、最近では、胃酸の濃度を持続的にチェックする方法――「PHモニター検査」ができるようになったので、厳しい食事制限は大幅に緩和されるようになってきています。
 胃酸の濃度を、日夜チェックすることによって判明したのは、胃酸濃度が高くなるのは食事の前の空腹時であり、とくに空腹状態が続く夜間には胃内は強酸性となっているのです。これが「潰瘍は夜つくられる」といわれるゆえんなのです。
 したがって、この状態で朝食を抜くと、強酸性の状態が持続することになるので、朝食は抜いてはならないのです。忙しくて、どうしても朝食がとれないときは、せめて牛乳を飲むことです。牛乳は胃酸を和らげて、粘膜を保護する作用があるので有効なのです。要するに、規則的に食事をとることは胃の健康のためにも必要なことなのです。
 最近は韓国料理ブームで、とくに刺激の強い「激辛食品」を好む人が増えていますが、刺激の強い香辛料は直接的に胃の粘膜を傷害する恐れがあるので、ほどほどにすべきです。また、辛いものや味の濃いものは胃酸の分泌を促進するので、空腹時にそういうものだけを食べると、急性胃炎や胃潰瘍を起こす恐れがあることを知っておくべきです。
 ブロッコリーに抗ピロリ菌作用があるという説があります。2002年の米国国立科学紀要誌にファーヘイという学者が発表しています。ファーヘイは、ブロッコリーやその新芽に含まれるスルフォラファンにピロリ菌を抑制する作用があることや、動物実験では胃の腫瘍の生成を阻害する作用があることを報告しています。
 これに関連して、筑波大学の谷中教授は2005年の日本消化管学会において、動物実験において、スルフォラファンがマウスのピロリ菌を減少させ、ピロリ菌による胃炎の進行を抑制する効果が見られたこと、さらには人間の感染者でもピロリ菌の抑制効果や胃炎の改善が確認されたことを発表しています。
 ブロッコリーはちょっという人はココアはどうでしょうか。
 ココアには、カカオFFA――FFAは遊離脂肪酸――が含まれているのですが、これがピロリ菌に対する殺菌効果があるといわれているのです。カカオFFAは細菌の細胞膜に直接作用し、菌を破壊して死滅させるのです。試験管の中の実験では、通常飲用している程度の濃度のココアで強い殺菌効果が確認されているそうです。

●ラクトフェリンにも強い殺菌効果がある

 東海大学の古賀教授らの報告によると、ピロリ菌の感染がわかっている人たちに4週間にわたって乳酸菌LG21を含有したヨーグルトを摂取してもらったところ、ピロリ菌がほぼ10分の1ないし、100分の1程度に減少することを示唆する所見が得られたそうです。
 この報告では、同時にペプシノーゲンを胃炎の指標として観察した結果、胃炎が改善していることも示されています。ヨーグルトを食べ続けることで、ピロリ菌が減少し、その結果として胃炎が改善されたものと思われます。
 それから、本メルマガでもご推奨しているラクトフェリン――これは、牛乳の乳清から発見された糖タンパクで、鉄と強く結合する特性を持っています。ラクトフェリンの「フェリン」とは「鉄を運ぶ」という意味であり、ラクトフェリンは鉄分と結合しやすい性質を持っているのです。そのため体内に鉄分が吸収されやすくなり、貧血の予防や改善に効果があるわけです。
 ラクトフェリンは、食品である牛乳に含まれる成分であり、牛乳から分離製造する技術が発達したため、現在では大量製造が可能になっています。ラクトフェリンには、生体内の微生物を抑制する作用をはじめ、抗炎症作用免疫調節作用などが注目されています。ピロリ菌の培養に際して、ラクトフェリンの抗菌活性はピロリ菌にも及ぶことが確認され、各種動物実験や人間への投与試験が行われた結果、菌量を減少させる効果が確認されています。
 ラクトフェリンの効果は、胃の中に含まれるペプシンで分解され、一部はラクトフェリシンという抗菌ペプチドとなります。この物質が、強い抗菌活性を示す物質として働くため、大腸菌という悪玉菌や0−157、カンジダ菌、ピロリ菌などに対して強い殺菌効果を発揮するのです。
 しかし、ヨーグルトにせよ、ラクトフェリンにせよ、それぞれ単体での除菌効果は万全ではありません。したがって、薬剤による除菌治療に併用して服用することによって、除菌成功率を高める使い方が効果的です。
 ピロリ菌感染の日本の現状は驚くべきものです。中高年層の70〜80%が感染者であり、日本全体で約6000万人がピロリ菌感染者がいます。ピロリ菌について調べてきましたが、ピロリ菌の感染をチェックして感染していたら除菌治療をするのが安全と思われます。               
posted by キーヘルス at 03:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ピロリ菌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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