2009年05月28日

●あなたは「実証」か「虚証」か

 漢方医学では、「実証タイプ」と「虚証タイプ」に分けています。実
は、これら2つのタイプはどちらも「未病」であり、健康的な状態では
ないのです。一番望ましいのは、2つのタイプの中間にあたる「中庸」
なのです。
 次の21の項目にチェックを入れてください。自分のタイプがわかり
ます。
――――――――――――――――――――――――――――――――
    Q           A       B
  1.体形は?        □筋肉質    □痩せ、水太り
  2.顔の色つやは?     □よい     □青白い
  3.顔の左右のバランスは? □対称     □非対称
  4.体力は?        □ある     □ない
  5.声は?         □大きく力強い □小さく弱々しい
  6.血圧は?        □高め     □低め
  7.脈は?         □力強い    □弱々しい
  8.食欲は?        □旺盛 早食い □細い 遅食い
  9.体の異変には敏感?   □気付かない  □すくに気づく
 10.健康に自信は?     □ある     □ない
 11.疲労の回復力は?    □早い     □遅い
 12.睡眠時間は?      □短くて大丈夫 □短いと調子悪い
 13.冷たい飲み物は?    □好む     □苦手
 14.消化吸収力は?     □強い     □弱い
 15.風邪は?        □ひきにくい  □ひきやすい
 16.生活のリズムは?    □不規則    □規則的
 17.手足の冷えは?     □ある     □ない
 18.服装は?        □薄着を好む  □厚着を好む
 19.行動や交際範囲は    □広い     □狭い
 20.季節の変わり目は?   □体調不変   □体調に乱れ
 21.スポーツは?      □好む     □好まない
                   丁 宗鐡著/講談社+α新書
        『医者を信じると病気になる/「常識」破りの養生法』
――――――――――――――――――――――――――――――――
 判定はチェックの数によって、次のように行います。自分のタイプを
判定してください。しかし、このテストによって明確にタイプが決まる
のではなく、その傾向がわかる程度であると考えてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――
  Aのチェック   11個以上 ・・・・・ 実証の傾向
  Aのチェック   16個以上 ・・・・・ 実証に傾いた未病
  Bのチェック   11個以上 ・・・・・ 虚証の傾向
  Bのチェック   16個以上 ・・・・・ 虚証に傾いた未病
  A/Bにチェック 10個以下 ・・・・・ 中庸の状態
――――――――――――――――――――――――――――――――

●「実証」と「虚証」はどう違うか

 漢方における「実証」と「虚証」の概念は、かなりわかりにくい概念
です。丁 宗鐡先生は、「実証」と「虚証」について次のように述べて
います。
――――――――――――――――――――――――――――――――
 プロとして活躍しているスポーツ選手は、そのはとんどが実証です。
実証の人というのは人生のピークを20〜30代で迎えます。総じて
 寿命は短く、まさに夏の夜の花火のような人生と言えます。人生の
ピークを過ぎた後は、病気とのつきあいが始まります。中年以降は騙
し騙し、耐用年数の切れた体をどう使うかということがポイントにな
ってきます。一方、虚証の人が人生のピークを迎えるのは40歳以降
です。虚証の人には20代くらいまでは何をやってもうだつの上がら
ないといった感じの人が多く、50歳、60歳になってから人生のピ
ークを迎える人もいます。人間国宝になるような人は、ほとんどが虚
証です。70歳、80歳になっても地道に働き続けられるのが虚証の
人の特徴なのです。
                  丁 宗鐡著/講談社+α新書
      『医者を信じると病気になる/「常識」破りの養生法』
――――――――――――――――――――――――――――――――
 ここに書かれていることによると、プロ野球の選手は20〜30代で
ピークを迎えるといいますが、選手の中には40歳を過ぎてもバリバリ
と現役でやっている人がいます。プロ野球では横浜ベイスターズの工藤
公康投手、サッカーでは、Jリーグの三浦和良選手はそれに該当します。
彼らは実証なのに、なぜ長くピークを保っていられるのでしょうか。
 それは、おそらく彼らが徹底した健康管理法や独自の理論を持ってい
るからであると思われます。つまり、漢方的な発想で、疲れを残さない
ようにする入念なストレッチの実施や、食事や生活面での節制などを行
っているからであると考えることができます。
 健康とは何でしょうか。病気でないことが健康とはいえないのです。
病気になってからではなく、病気にならないようにする――これが漢方
の健康の考え方であるといえます。    ―― [漢方医学/02]
posted by キーヘルス at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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