2009年07月16日

●玄米食には問題がある

 粗食は身体に良いということで、「粗食ブーム」が起こっています。
ここで大切なことは、粗食が良いのは若者や身体が元気な人、それに中
年を過ぎた肥満気味の人です。痩せていて、病気がちの人が粗食をする
ことは身体にとってマイナスなのです。
 有機米とか無農薬米というお米が出回っていますが、日本では完璧な
無農薬米はあり得ないのです。なぜなら、日本で使われている農薬はす
べて水溶性であるからです。自分の田んぼで農薬を使っていなくても、
上流の田んぼで使えば下流の田んぼに流れ込んでくるし、空中で農薬を
散布すればどこの田んぼにも農薬は混入してしまうからです。
 しかし、農薬は水溶性ですから、普通に精米したお米なら、お湯で3
回洗えば農薬の95%以上は取れるのです。ところが、玄米を研ぐと、
玄米には米の油が残っているので、油があると水が浸透しにくいため、
農薬が完全に落とせないのです。玄米を食べるうえで一番問題なのは、
この残留農薬なのです。丁 宗鐡先生は、健康に良い食事は玄米食など
ではなくて、次のようにアドバイスをしているのです。
――――――――――――――――――――――――――――――――
私のすすめる食事は普通の和食です。無理に気張って粗食にする必要
はありません。和食で火を通した料理を中心にする。塩分もできる限
り抑える。それだけで十分だと思います。食事というのは服と同じで
す。「あの人が着ててすごくよかったから」と言って、同じ服を買っ
てきてどうするんだという話なのです。食事に限らず健康法すべてに
言えることですが自分にあったものを選ぶ≠アとが大切です。それ
をみんな勘違いして、すぐに流行に飛びついてしまう。その結果、自
分にあわない服(自分にあっていない健康法)を選んで実践してしま
っているのです。           
丁 宗鐡著『医者を信じると病気になる/「常識」破りの養生法』
/講談社+α新書
――――――――――――――――――――――――――――――――

●納豆は賞味期限間近かが最適である

 「納豆は健康に良い」というのは常識化しています。豆はすべて健康
に良いと考えている人もいます。しかし、これは大きな間違いです。と
いうのは、次の2つの事実を知らないからです。
――――――――――――――――――――――――――――――――
     1.豆というのは腸に負担をかける食材である
     2.腸にとって良くないのは豆の皮部分である
――――――――――――――――――――――――――――――――
 第1は、「豆というのは腸に負担をかける食材である」ということで
す。
 コーヒーを飲むと、便通が良くなるという人がいます。この現象は腸
がコーヒーによって刺激されて、異常運動を起こした結果なのです。コ
ーヒーのこの働きを利用して最近便秘にはコーヒー浣腸が行われること
が多いのです。
 第2は、「腸にとって良くないのは豆の皮部分である」ということで
す。
 豆には、免疫を乱すペクチンという物質が含まれています。ペクチン
は実よりも皮の部分に多く含まれています。そのため、皮の部分まで調
理してしまう加工食品は食べ過ぎないことが大切です。
 豆を使った加工食品の代表格は何といっても「豆腐」です。豆腐は火
を通し豆の皮を取ってから作られていますので安全な食品です。昔から
豆腐は、これを精進料理として食していた僧侶や、多く摂っていた地方に長寿者が多いことから、長寿食といわれてきました。近年に至り栄養学等の確立によって、極めて高い良質タンパク食品であることが科学的に立証され、栄養面ですぐれた食品といわれています。
 ところが、豆腐を作るさいに搾りかすとして残るおからは食物繊維や
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、健康食品としてとても
人気があります。しかし、おからは皮の部分も一緒になっているので、
食べ過ぎないよう注意するべきです。加えて、最近では豆腐の製法に変
化が起きているのです。大豆を皮を含めてすべて使って、おからを出さ
ないで作る豆腐もあることを知っておくべきです。
 それでは、納豆はどうなのでしょうか。納豆について丁 宗鐡先生は、次のようにいっています。
――――――――――――――――――――――――――――――――
納豆も豆を聾しと食べる食品ですから、食べすぎは腸に負担をかける
ことになってしまいます。しかも最近の納豆は発酵が十分に進んでい
ません。発酵食品というのは発酵が進むほど腸での吸収もよくなりま
す。生産メーカーが賞味期限を早めに設定している昨今の納豆は、実
は賞味期限が切れた頃に食べるのが本当は体にいちばんよいのです。
私などはスーパーなどで賞味期限が迫り値引きになっている納豆を見
ると、迷わず買っています。納豆に限らず発酵食品は賞味期限が過ぎ
てから食べる。これが上手な食べ方なのです。
  丁 宗鐡著『医者を信じると病気になる/「常識」破りの養生法』
/講談社+α新書
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                    ―― [漢方医学/09]
posted by キーヘルス at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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