2009年08月27日

●「血管」とは何か

 一般的に「沈黙の臓器」といえば肝臓のことです。これに対して「口
の固い臓器」といわれるものがあります。それが血管です。沈黙を破る
ときは、次の2つの事故が起きます。
――――――――――――――――――――――――――――――――
           1.血管が詰まる
           2.血管が破れる
――――――――――――――――――――――――――――――――
 血管に事故が起きると、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血という、たちまち
命にかかわる事態に陥るのです。人間は「血管から老いる」といわれて
います。血管が老いることは「血管の老化」といわれますが、これにつ
いて知っておくべきことは、自分の身を守ることにつながるのです。
 「血管」とは何でしょうか。
 ごく簡単にいうと、血管とは血液の通り道です。ウィキペディアには
血管について、次のような解説があります。
――――――――――――――――――――――――――――――――
 血管は、血液を身体の各所に送るための通路となる管。全身へ酸素や
 栄養分、老廃物、体温(恒温動物の場合)、水分を運ぶ。血管中の血
 液を規則的に送るための筋肉に富む構造がある場合、これを心臓とい
 う。血管中の血液の流れる方向は普通一定しており、血管には心臓か
 ら出る血液を送る動脈と心臓へ戻る血液を送る静脈がある。
                      ――ウィキペディア
――――――――――――――――――――――――――――――――

●「心臓」はどこにあるか

 ところで、あなたは心臓がどこにあるか正確にわかりますか。
 ほとんどの人は「心臓は左の胸にある」と思っています。これはけっ
して間違いではないのですが、正確とはいえないのです。それでは、本
当はどこにあるのでしょうか。
 心臓は胸の真ん中のやや左寄りのところになるのです。それはほとん
ど胸の真ん中といってよいと思います。救命処置として心臓マッサージ
をするときも胸の真ん中の胸骨の真上から強く下方に押すのが正しい方
法です。
 心臓の位置を正確に知る方法があります。誰でもできるので、ぜひや
ってみてください。
――――――――――――――――――――――――――――――――
      @親指を中に入れ右手でこぶしをつくる
      Aその握りこぶしを真っ直ぐ前に伸ばす
      B肘を曲げて握りこぶしを胸に近付ける
――――――――――――――――――――――――――――――――
 これによって、いろいろなことがわかります。親指を中に入れた握り
こぶしがちょうど心臓の大きさになります。真っ直ぐ前に伸ばした握り
こぶしを肘を水平に折り曲げて胸に近付けると、こぶしはちょうど胸の
中央にきます。その位置に心臓があるのです。

●心臓の働きについて知る

 心臓はどのような仕事を行っていますか。
 この質問に対してはほとんどの人が次のように答えます。「心臓の仕
事は血液を送り出して、全身に酸素と栄養素を届けること」である、と
しかし、心臓の仕事はそれだけではないのです。心臓には次の2つの仕
事があるのです。
――――――――――――――――――――――――――――――――
 1.心臓の仕事は血液を送り出して、体全身に酸素と栄養素を届ける
 2.心臓に戻ってきた血液を肺に送り出して肺で酸素の供給を受ける
――――――――――――――――――――――――――――――――
 心臓は血液を全身に送り出して酸素と栄養素を届けるのですが、もう
ひとつ心臓に戻ってきた血液を肺に送り出して酸素をもらう仕事がある
のです。
 さて、心臓には4つの部屋があります。
――――――――――――――――――――――――――――――――
       1.左心房     3.右心房
       2.左心室     4.右心室
――――――――――――――――――――――――――――――――
 心臓の2つの仕事のうち、全身に血液を送り出す仕事をしているのは
「左心室」であり、肺に血液を送り出しているのは「右心室」です。左
心室から送り出された血液は、大動脈に入り、だんだん枝分かれして細
い血管を通り、毛細血管にいたり、全身を巡ります。細胞は届いた酸素
と栄養素により、細胞活動を行い、出たゴミ(一酸化炭素と老廃物)は
静脈を経て回収されるのです。
 静脈は心臓に戻る途中、腎臓で老廃物の一部である尿素窒素やクレア
チニンを濾してきれいな状態になり、肝臓でさらに解毒され、右心房に
戻ってくるのです。そして右心室から肺に送り出されます。そして、肺
で酸素をもらうと、左心房に戻ってくるのです。そして、戻ってきた血
液は、左心室から全身に送り出されるのです。――[血管の話/01]
               
posted by キーヘルス at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 血管の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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