2009年11月12日

●ふくらはぎをきたえるエクササイズ


 「足は第二の心臓」といわれます。しかし、これは正確にいうと、「ふくらはぎは第二の心臓」ということになります。どうしてかというと、ふくらはぎをチェックすると、血液循環の状態がわかるからです。
 どのようにしてチェックするのでしょうか。
 やり方をご紹介します。誰でも簡単にできるのでやってみましょう。
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      1.両足を揃えてまっすぐ立つ
      2.そのまま上体を前に倒す
      3.ひざを曲げずに両手のひらを床につける
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 床に指先が届かなかったり、ふくらはぎや太ももに痛みを感じたとき
は、ふくらはぎの筋肉が硬くなっています。ふくらはぎの血液循環が良
くて静脈の戻りが良い状態では、ふくらはぎは柔らかいのです。
 したがって、ふくらはぎが硬いときは、ふくらはぎの血液の流れが良
くないのです。藤林クリニック院長の藤林敏宏先生によると、高血圧と
ふくらはぎの筋肉の状態は関係があるといわれます。高血圧の人のふく
らはぎを調べると硬化を起こしているケースが多いのことがわかってき
たのです。
 ふくらはぎが硬くなったときはどうすればよいでしょうか。
 藤林敏宏先生が推奨するのは「足首まわし」です。なぜ、足首まわし
をするとふくらはぎにとってよいのでしょうか。3つにまとめます。
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 1.足首まわしをすると、アキレス腱が収縮され柔らかくほぐれる
 2.そのことによってふくらはぎの筋肉がよく伸縮するようになる
 3.その結果、ミルキングアクションが促され血液循環がよくなる
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 足首まわしは具体的にどうすればよいのでしょうか。
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      1.床に座って、両足をまっすぐ伸ばす
      2.右の足首を左足のひざの上にのせる
      3.左手で右の足首を足の裏からつかむ
      4.右の足首を外側へ、内側へとまわす
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●「つま先歩き」は2つの効果がある

 「早足歩き」の効果のひとつに、ふくらはぎのミルキングアクション
を活発にするというメリットがあります。このふくらはぎとアキレス腱
を強くするエクササイズの研究をしている医師がいます。吉松俊一先生
(千曲中央病院名誉院長)と吉松俊紀先生(同病院整形外科部長)の2
人です。
 2人の吉松先生は次のようにいっています。
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 プロ野球の選手をたくさん調べてきましたが、大選手といわれる人は
 ふくらはぎが大きいのです。将来よい選手になるかどうかは身長やお
 尻の大きさをみればわかるといわれますが、そのカギはふくらはぎが
 握っていたのです。ふくらはぎが大きいということは、ふくらはぎに
 血管が多くて血管のネットワークもしっかりできているからなのです
          高沢謙二著、『「若返り血管」をつくる生き方』
                   講談社+α新書258−2B
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 そこで、吉松先生が推奨するのは「つま先歩き」です。つま先歩きをすると下半身に体重の4倍の負担がかかります。この負担がふくらはぎの血管を増やし、血管のネットワークをしっかりしたものにするのです。
 つま先歩きの効果としては、次の2つがあります。
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        1.全身の血液循環が良くなること
        2.アキレス腱がきたえられること
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しかし、つき先歩きをするさい無理をしてはならないのです。これにつ
いて吉松先生は、次のようにアドバイスしています。アキレス腱をきた
えようとして、アキレス腱を切ったら、元も子もないからです。
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 吉松先生は「『つま先歩き』で10〜20歩歩いたら、また普通の歩
 き方に戻すようにして、最初は1日10歩の『つま先歩き』からスタ
 ートさせるのがよいでしょう。慣れてきたら、1日20歩、さらに午
 前中に10歩、午後に20歩と増やしていけばよいのです。ただし、
 やり過ぎるとアキレス腱を傷めますので、多くても1日30歩くらい
 でよいでしょう。大切なことは、『つま先歩き』を毎日、どこでも、
 そして続けることです」とアドバイスされます。 ――高沢謙二著の
 前掲書より
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                    ―― [血管の話/12]
posted by キーヘルス at 04:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 血管の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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